<早春の園芸店 in BOOKS+コトバノイエ>
ビザールなプランツは、ありません。
砂漠に生えてるようなサボテンも、ありません。
看板になるカリスマもいないし、ガラス瓶に入ったカッコいい観葉植物も、アーティストがつくった器もありません。
ふつうの園芸。
少し前のことになるんですが、お米もコーヒーも家具もジーンズもすべて死んだ植物なんだよって言われて、ちょっとはっとしました。
あたりまえのことなんですが、人がそういうものと共にずっと暮らしてきたこと、そしてそういうものに私たちが生かされていることを考えてみると、植物とのつきあいかたもなんとなく違って見えてきますよね。
園芸として、植物のうつろいを愛でることも。
畏れをもって植物と接すること。
敬意をもって植物とつきあうこと。
ふつうの植物をふつうの植木鉢に植える。
たった2日間ですが、そんな園芸の素材を販売する、そしてきちんとした植え方を教える園芸店をやってみたいと思っています。
育てるのは、あなたです。
まずは、そこから。
*
□ 早春の園芸店vol.0 by midorino
□ 2月27日(土)/28日(日) 11:00 – 17:00
navigator : 家谷由起/家谷植景研究所 + 笹倉アツコ/笹の倉舎