本のある風景。
graf studioの本棚 “this is.”のメンテナンス。
私たちひとりのひとりの暮らしや生活を形づくっているモノやコト、たとえば食べるものや着るもの、そして仕事のことや社会のこと、できれば科学や思想や歴史みたいなところまでを、本で辿っていけたらいいね、というのがこの3rd Seasonのテーマです。
かなり茫洋としたテーマなんですが、grafという、この一見とらえどころのないデザインチームの底に流れているのは、「ものづくり」ってそういうところ ー 日々の暮らしの中で培われたひとりひとりの経験や実感 ー からしか生まれてこないんじゃないのという、ある意味とても確信的でpureな考えかたじゃないかと思うんですよね。
だから、この”this is.”のうしろには、itとかyouとかmeとかgrafという言葉が続きます。
そしてこれが、”this is.” 6-7月のブックリスト。
http://www.kotobanoie.com/library/graf_thisis2014june.pdf
この企画に合わせて、自分の部屋でも使えるコンパクトな書架もデザインしてもらったんで、ぜひいちど、見に来ていただけるとうれしいです。
そして、もし気に入った本があったら、ぜひそれをご自宅の本棚に。
本のあるところ。
http://kotobanoie.com/
BOOKS+コトバノイエ 店主敬白
NEWS
本のあるところ。
探していた本が絶好のタイミングで見つかることは、とても気分がよくて、その快感のために日々本屋を徘徊しているようなものだけど、探しているわけでもないのに、呼ばれたような気がして、思わず手にとってしまう本がある。その磁力はタイトルであったり、ブックデザインであったり、よくわからない気配であったり、まあひとことでいえば、本としての「佇まい」といったようなものなんだけれど、その時その場の磁力だけで本を買ってしまうのもまた格別の趣があって、じつはそれこそが、本買いの醍醐味といってもいいかもしれない。
なにか目に見えないものに身をまかすことの快感。こちらが選ぶのではなく、本に魅入られて、買うというより買わされてしまうっていうその感じ。
まるで奇跡のようなことだけれど、どこかで巡りあわないとそれは始まらない。人と人とが、そんな風に出会うように。
自分が暮らしている家(=コトバノイエ)を、そんな「場」にしたいなあと思って始めたのがこのBOOKS+コトバノイエなんだけれど、そんな場所を書店といっていいものかどうかさえわからないから、とりあえず「本のあるところ」と呼んでみることにした。
— where books are whispering.
ぼくが選んだ本たちの、ささやくようなその声を感じとってもらえたらいいんだけど。
本を巡る旅の途中で。
Jan.2014
BOOKS+コトバノイエ 店主敬白
OPEN/CLOSE
店舗は完全予約制となっていますが、月 2 回の「オープンの日」はご予約なしにお越しいただけます。
shop exclusively open by appointment only
but you can freely come to the “open day” announcing on the website or SNS without reservation.
ADDRESS
〒666-0114 兵庫県川西市東畦野山手 1-16-18
ACCESS
阪急宝塚線「川西能勢口」or JR宝塚線「川西池田」乗換え
能勢電鉄「一の鳥居」下車、坂道をてくてく徒歩で10分くらいです。
RESERVE/CONTACT
〉mail form(24hours)
〉phone : 090-1026-8654(10:00~18:00)
オープン日は各種 SNS にて随時お知らせしていますので、よろしければフォローの上、ご確認ください。
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